施術について

よく「どんな治療になりますか？」と新患さんに聞かれます。

しかし、返答はいつも決まっています。

「施術の内容は、症状によって異なります」

ただ、ボキボキ、バキバキする施術は行いません！

簡単に初診時の流れと、私が大切にしていることを説明します。

まず問診票にてざっくりですが

「リラックスしたいのか」

「どこかに痛みがあり改善させたいのか」

を伺います。

もちろん「両方とも」「相談して決める」も選択できます。

症状により使っていく手技は違いますが、大切にしているのは問診です。

「何が痛んでいて(症状)」

「何故そうなったか(原因)」

「どうして行けばいいのか(改善)」

をお話していきます。

例えば

「〇〇様の場合は、筋肉が過度に収縮した状態となっており、その原因は骨盤の歪みからだと考えられます。今回、まずは周囲の筋の緊張を取り除き骨盤矯正をかけていきます。骨盤が正しい位置に落ち着けば楽になります」

という様に双方納得の上で施術を開始させたいので、初診時には必ず細かい問診を行います。

そこで施術についての擦り合わせをしていきます。

周囲の人たちから

「本当はこうしてもらいたいんだけどな」

「全然、何をやられたかわからなかった」

という声をよく耳にします。残念ながら多くの整骨院や治療院が、自己満足の手技発表の場となっています。

私が問診を大切にする理由は「手技(技術)の押しつけをしたくない」という所からです。

もちろん症状によっては、譲れない部分もありますが。。。。

患者様一人一人、必要な手技を選択していくため

「施術の内容は、症状によって異なります」

という事です。